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2015年12月10日木曜日

連合茨城医福労連「介護フォーラム」開催

125日(土)1330分より茨城県開発公社ビル44―H会議室において、連合茨城医福祉労連主催、茨城県社会福祉協議会後援の「介護フォーラム」が開催されました。
医療・福祉関係者、連合茨城議員懇談会、構成組織から100名が参加し、介護保険と在宅介護の現状について学びました。
1部では、市民福祉情報オフィス・ハスカップ主宰の小竹雅子氏から、介護保険について講演がありました。介護保険は見直しが行われ、今までは利用者が自らサービスを選んで利用していたのが、2015年度以降、要支援12の訪問介護と通所介護は給付からはずされ、市町村事業に移行したこと、特別養護老人ホームの利用は要介護3以上に限定されたこと、また、所得にかかわらず1割負担だったものが「一定以上の所得者」は2割負担になることなど説明がありました。

2部の現状報告では、茨城県ケアマネージャー協会副会長佐藤二朗氏より「ケアマネージャーの役割について」、茨城県ソーシャルワーカー協会副会長の岩瀬祥枝氏より「今後の住宅介護のあり方について」報告があり、それぞれ介護職の人材不足・重労働なのに低賃金であること、地域とどう連携できるか、と課題が述べられました。それに対し、介護職員の賃金の底上げを望む声など、会場から活発な意見が飛び交いました。

会場の様子

市民福祉情報オフィス・ハスカップ主宰・小竹氏

説明茨城県ケアマネージャー協会副会長・佐藤二朗氏

茨城県ソーシャルワーカー協会副会長・岩瀬祥枝氏