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2016年10月19日水曜日

連合ハイタク「ライドシェア」に関する要請行動

 連合ハイタクでは仲介業者がスマートフォンアプリ等のIT技術を活用し、自家用車での有償輸送サービス提供者と利用者とをマッチングする「ライドシェア」について、茨城県に対し「シェアリングエコノミーにおけるライドシェアに関する要請行動」を行いました。

 <茨城県への要請>

  1. 日 時
    2016年10月19日(水)10:00~
  2. 場 所
    茨城県庁・企画部長室
  3. 対応者
    <茨城県>根本企画部次長・角田企画部参事兼企画課長
    <連合茨城>和田会長、髙木事務局長、綿引副事務局長
    <連合ハイタク>吉田議長・福本幹事長


ライドシェアとは・・・・・・仲介サイト事業者がIT技術を活用して、有償輸送サービスを提供する一般の運転者と利用者とをマッチングすることで手数料収入を得る事業形態です。運転者の運転技術や、事故歴や犯罪歴といった運転者としての適格性判断については運転者の自己申告に委ねれ、就業後の教育訓練や技能講習受講などの義務がありません。運行管理や車両管理についても運転者の自己責任のもとで行われるため、第3者によるチェックや指導を受けることがない現状です。

現段階でのライドシェアについて
  ①利用者の安心・安全が確保されていない
  ②タクシー産業への影響
  ③仲介サイト事業者の責任と適正な運行管理が行われる仕組みの構築
  ④運転者の労働保護のあり方

 上記の様々な問題を抱えており、何よりも利用者の生命や財産を保護することが必要です。既存の公共交通で保障されている利用者の安心・安全が確保されない限り、導入すべきではないことを茨城県へ要請しました。