11月27日(月)13時30分から茨城県労働福祉会館大会議室において女性委員会第25回定期総会を開催しました。構成組織より53名が参加。
主催者を代表して中島委員長より「女性活躍推進法、改正育児介護休業法など法律は整備されてきているが、日本のジェンダーギャップ指数は114位で男女平等はなかなか進んでいない。女性委員会では、働く仲間の悩みを出し合ったり、それぞれの組織の男女平等参画の取り組みを共有している。男女平等参画は、特定の女性が参画することでなく、一人一人が声をあげること。女性も男性もLGBTの性別少数者の方も人生を充実させることが必要である。」と挨拶がありました。来賓として内山会長挨拶、その後2017年度活動報告がありました。
2018年度活動方針は「①労働組合への女性参画推進、②雇用における男女平等確保の取り組みと母性保護の強化、③仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)を実現するための取り組み、④男女平等参画推進のための政策・制度要求の取り組み、⑤女性委員会の活動の充実」を承認。また、2018年度の役員については、再任の中島委員長(日教組)をはじめ、新役員を確認しました。
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会場の様子 |
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新役員あいさつ |
学習会では、常陸太田市男女共同参画審議会元会長・連合茨城女性委員会元委員長・綿引すず子さんより「男女共同参画は私たちの気づきの一歩から」と題した講演がありました。
綿引さんからは、“行動した人にしか味わえない充実感・達成感があること”“女性・男性の意識改革、職場・組合内のマニュアル化が必要なこと”“時間・スケジュール管理、働き方の見える化、すき間時間の工夫、働く女性は段取りが上手く仕事が速いので社会の大きな力となる”等、ご自身の体験をふまえたお話がありました。最後に応援メッセージとして「①自分を元気に大切に、②今できることを楽しむ、マイナスをプラスにするのも考え方次第、③地域活動にも目を向けて」と締めくくられました。綿引さんの「頼まれたら断らない」「自分からチャレンジする」という前向きな姿勢に励まされ、自分なりの気づきや、一歩踏み出す勇気をもらいました。
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学習会の様子 |
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意見がたくさん出ました |
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綿引すず子さんを囲んで記念撮影 |