「新元号『令和』に決定。新たな時代も
『すべての働く仲間』の幸せを求めて!」
連合茨城会長 内山 裕
今年も桜の開花が始まり、春の訪れを感じる季節となりました。日毎に暖かくなっていきますが、まだ、寒暖の差がありますので体調管理には十分ご留意下さい。
4月1日に新元号が「令和」に決定されました。4月30日には天皇陛下が退位し、5月1日に皇太子殿下が即位し「令和」の時代がスタートします。これを契機に私たちも新しい時代にふさわしい各種取組を展開していきたいと思います。
さて、春の取組みの「2019春季生活闘争」において、先行する大手組合はほぼ集約方向となりましたが、中堅・中小・地場組合はこれから山場を迎える事になります。「大手追従・大手準拠などの構造を転換する運動」が一定程度浸透するなど、成果を上げてきましたが、社会全体を俯瞰したとき、企業規模間、雇用形態間などの格差は依然として縮まっていないのが現状です。「『経済の自律的成長』『社会の持続性』を実現するためには、公務・民間にかかわらず、すべての働く者の『底上げ・底支え』『格差是正』による継続した所得の向上を実現するとともに、社会保障と税の一体改革の実現の取組みなどにより将来不安を払拭することで、消費の拡大をはかっていくことも不可欠である」と前回書かせて頂きました。足下の最大の課題である中小組合や短時間・有期雇用労働者等の賃金を「働きの価値に見合った水準」へと引上げていく必要があります。地場共闘センターに登録頂いている全ての組合の交渉が集約するまで、最大限のサポートを展開していきたいと思っておりますので、各組織におかれましても、仲間の組織等へのご支援を宜しくお願い致します。
また、4月から施行される「働き方改革関連法案」が確実に実行されるように、注視していかなければなりません。構成組織に於かれましても、再度残業時間の上限等を点検・確認をすると共に、真の働き方改革を実現するために引き続き取組みを強化して頂きたいと思います。
その様な中で、私達の生活を総合的に改善するためには「政策・制度課題の改善」が必要不可欠であり「政治に無関心でも、政治と無関係でいられない」という事を、これまでも申し上げてきました。
その様な中で、私達の生活を総合的に改善するためには「政策・制度課題の改善」が必要不可欠であり「政治に無関心でも、政治と無関係でいられない」という事を、これまでも申し上げてきました。
4月14日告示、4月21日投票で施行される「第19回統一地方選挙」において、連合茨城組織内候補17名、推薦候補者8名全員の勝利を果たすために、県内各地で支援活動を展開させて頂いております。各選挙区の情勢は様々ですが、難しく厳しい情勢であると言う事を、改めて構成組織の皆さんと再確認しておきたいと思います。連合茨城の組織の力量が問われる闘いです。心ひとつに更なる支援活動の輪を拡げていこうではありませんか。仲間の皆さま方の更なるご支援ご協力を宜しくお願い致します。
連合茨城は「底上げ」「底支え」「格差是正」の取組みを継続し、連合が掲げる「働くことを軸とする安心社会」の実現を目指し「すべての働く仲間の幸せを求めて」、これからも粘り強く取組む決意です。引き続き宜しくお願い致します。ともに頑張りましょう!!
2019年4月4日