新年明けましておめでとうございます。健やかな新春をお迎えになられた事とお慶び申し上げます。
旧年中は、連合茨城の各種取組に対します、ご理解とご協力を賜り心からの感謝と御礼を申し上げます。
本年も、定期大会で確認いただいた活動方針に沿って、連合茨城の活動の前進を期して参ります。引き続きましての、ご支援ご協力をよろしくお願いいたします。
【「afterコロナ」への対応】
昨年も、私たちの生活は「コロナ禍」の中で様々な制約を受けながら、社会全体に大きな混乱を招き、経済活動の制約・自粛の流れが継続してきました。一時的に、新規感染者数も大幅に減少し、経済もコロナ前の水準まで回復しつつある状況になってきた中で、新たな変異株「オミクロン株」の症例が散見されています。現下の状況を踏まえて、再び感染拡大にならないようワクチンの3回目接種の検討も具体化されてきました。ひとり一人に出来ることをやりきりながら、社会全体で乗り越えていきましょう。
【すべての働く仲間に】
私たちは、連合茨城に結集し様々な取り組みの中で、構成組織・加盟いただいている組合員との情報共有を図りながら、意思疎通を大切に運動を展開しています。しかし、県内に働くすべての皆さんに、連合茨城の活動が届ききれていない現実もあります。これまでは「コロナ禍」で控えていましたが、今年から毎月1回、県内各地域に出向いて私達の運動を知って頂くために、街頭にて宣伝活動を展開していきます。連合茨城に結集しきれていない、働く仲間の皆さんに私達の声を届けられるように努力していきたいと思います。一人で悩まないで、困った時に頼れる連合茨城をめざしていきたいと思っています。
【心合わせを大切に邁進】
そして、2022春季生活闘争の取り組みについては、コロナ禍にあって、所定内賃金で生活できる水準を確保することの重要さが再認識されたと思います。労働者への適正な配分を求めていく必要があります。「人への投資」を積極的に行うことこそ、経済の好循環を起動させ、経済を自立的な回復軌道に乗せていくものと考えます。とりわけ、中小企業や有期・短時間・契約等で働く者の賃金を「働きの価値に見合った水準」に引き上げることをめざし、茨城のナショナルセンターとしての自覚を持って、構成組織・地域協議会との一層の連携を図り、すべての働く仲間をまもり、つなぐための集団的労使関係の追求と、社会に広がりのある運動の推進を第一義とした取り組みを展開してまいります。
政策・制度改善の取り組みについては、今年7月には参議院議員選挙が施行されます。各構成組織が擁立する全国比例区の取り組みと連動し、連合茨城組織内議員の「郡司あきら」参議院議員がご勇退する決断をされたことを重く受け止めて、立憲民主党茨城県連・国民民主党茨城県連との連携を図りながら、連合茨城としての役割を果たす努力をして参ります。また、12月は県議会議員選挙も施行されます。連合茨城の働く仲間を代表する組織内議員を始めとする、連携を図る議員・候補者への支援活動を展開していきます。
各種課題は山積していますが、一つ一つ丁寧に、確実に前進が図れるよう決して平坦な道のりではありませんが、執行委員会を始めとして、加盟組織との心合わせを図りながら邁進して参いります。
本年が加盟組織の更なる飛躍、発展と、働く仲間の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げますと共に、連合茨城に対します変わらぬご支援ご協力を賜ります様、心からお願い申し上げ新春のご挨拶といたします。