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2023年12月1日金曜日

医福労連「2023医療フォーラム」を開催しました

 連合茨城医福労連は、2023年11月25日(土)茨城県労働福祉会館にて、「2023医療フォーラム」を開催しました。

鈴木議長から「少子高齢化が進む中で医療、介護の必要性が増しており、地域の特性にあった医療計画が求められている。」内山会長より「連合の政策制度要求でも、切れ目のない医療サービスの提供を掲げている。健康で働くために欠かせない医療現場で働く皆さんの意見を聞きたい。」浅野議員、堂込議員から「医療従事者の働き方をどれだけ変えられるか、産別を超えて考えられるいい機会であり、国として何ができるか意見を聞きたい。」との挨拶を受けました。

講演では、「茨城県における地域医療構想の推進について」を県保健医療部医療政策課 笹口課長補佐から、「医師・医療従事者の働き方改革の推進」について、医療人材課 小野課長よりそれぞれ茨城県の状況について説明を受けました。

意見交換会では、特に各職種の専門性を活かして患者により質の高い医療を提供する「タスクシフト/シェア」の推進について「看護職場では歓迎だが、責任の明確化が必要」など多くの意見が出されました。また、看護師の特定行為研修制度についても、「研修に参加することで夜勤をする看護師が減ってしまう」などの課題点も挙げられました。また、高額医療や先進医療についても、国からの支援なども含めて要望が出されました。



医福労連としては、茨城県内の医療現場現状を把握し、課題解決に向けた意見交換や組織間の情報共有をさらに進めると共に、医療福祉に携わる労働者の職場環境改善、労働条件の向上、諸課題解決に向けた取り組みを推進してまいります。