師走の忙しい季節となりましたが、今年も残すところわずかとなりました。本年も連合茨城の各種活動に対しまして、ご理解とご支援をいただきましたことに、あらためて感謝申し上げます。
今年を振り返りますと、元旦早々に、能登地域地震、翌2日に羽田空港での航空機事故と、心の痛む災害や事故が立て続けに発生しました。地震、事故に遭われた皆さまへ心からお見舞い申し上げますとともに、犠牲になられた方々とそのご家族の皆さまに、心からの哀悼の意を表します。
新型コロナウイルス感染症分類の変更に伴い、さまざまな制約が緩和され、ウィズコロナにおける人々の生活や働き方は共存へと変わり、各地でイベントが再開され、観光地には国内外からの観光客が訪れるなど、コロナ禍前の日常が戻ってきました。
一方で、世界に目を向けてみますと、ロシアのウクライナ侵攻長期化、イスラエル紛争、地政学リスク、災害や気候変動、食糧やエネルギー危機、原材料高が続くなど、不安定な一年であったと思います。
このような中において、連合茨城は、「働くことを軸とする安心社会」の実現に向けて、すべての働く仲間とともに「必ずそばにいる存在として」としての運動に邁進し、2024春闘では、33年ぶりの5%台の賃上げの実現と、政策実現に向けた取り組みにおいては、1月の東海村議会議員選挙、2月の那珂市議会議員選挙において、推薦候補者全員の当選を勝ち取り、また10月の第50回衆議院議員選挙では、一定の成果を上げることができました。皆さまのご支援ご協力に感謝申し上げます。
私たちを取り巻く環境は、大きな転換期を迎えようとしていますが、労働運動の理念と目的は変わるものではありません。引き続き、次代に向けた茨城のナショナルセンターとしての責任と役割を果たしていきたいと考えております。
10月30日の「連合茨城第32回定期大会」で会長に就任してから、早いもので2カ月が経ちましたが、あらためてその責任の重さを痛感しているところです。連合茨城の発展に向けより一層尽力してまいりますので、一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
どうぞよいお年をお迎えください。
以上