第27回参議院議員選挙での推薦候補者へのご支援に感謝!
茨城県最低賃金審議会に参画し茨城らしい最低賃金をめざします!
8月に入り、最高気温40℃以上が続出し、歴代最高気温や最多記録を更新するなど、
災害級の暑さが続いております。
これからお盆休みに入ることから、ご自身やご家族の命を守るためにも、十分な熱中症対策をとって行動していただきたいと思います。
さて、7月20日投開票でおこなわれました、第27回参議院議員通常選挙では、連合茨城の推薦する比例代表の組織内候補者10名、茨城県選挙区では「おぬまたくみ」候補者の勝利に向け、組織一丸となって各種の支援活動を精力的に進めていただいたことに、心から感謝申し上げます。
結果は、比例代表の組織内候補者9名の当選を果たしたものの、茨城県選挙区「おぬまたくみ」候補は惜敗となりました。これまで長年、連合茨城の推薦する候補者、旧民主系が守り続けてきた働く仲間の代表の議席をなくしたことの責任を大変重く受け止めております。
連合茨城として、分析、検証を行い、総括をした上で引き続き、「働くことを軸とする安心社会」の実現に向けて、連合茨城議員懇談会とも連携をはかり、組織一丸となって取り組みを強化してまいります。
また、「2025春季生活闘争」は、7月に連合としての最終集計結果を発表しました。回答妥結額は、16,356円(5.25%)となり、1991年以来33年ぶりの5%超えだった昨年を1,075円上回りました。300人未満の中小労組の回答は、昨年比1,003円増の12,361円となったものの5%台には届かず4.65%となり、企業規模間の格差は広がる結果となりました。
連合茨城では、地場共闘センターに登録いただいた、77組合中、63組合で、妥結額12,356円(4.37%)、賃金改善分で、9,432円の集計結果となり、昨年を上回る結果となっています。
今年の労働者の暮らしを守る最低賃金は、8月4日に中央最低賃金審議会において、2025年度改定額の目安が、全国平均で、6.0%(63円)プラスの過去最大の上げ幅で決着しました。その結果、現在の1,055円から1,118円となります。この目安を参考に都道府県の審議会において、改定額の議論がされます。
現在の茨城県の最低賃金は1,005円であり、今回の中央最低賃金審議会の目安を踏まえて、茨城県最低賃金審議会において2025年度最低賃金が議論されますが、6月25日開催された県・労働団体・経済団体の三者による意見交換において、茨城県の最低賃金の引き上げに関して、中長期的な目標について、合意したことを踏まえ、連合茨城として、労働者の立場で審議会に参画し、地域間の額差是正を図り、茨城らしい最低賃金をめざして取り組みます。
連合茨城の各構成組織では、本格的に定期大会が始まりました。大会が真摯なご討議のもと、新たな運動方針が確認され運動の前進が図られるよう、連合茨城としても連携し、組織強化に尽力いたします。
以上