9月に入っても、未だ厳しい残暑が続いています。体調には十分にお気をつけてお過ごしください。
これから本格的な台風シーズンを迎えますが、今年は日本への接近数が平年より増える予測が出ており、接近期間も早まる傾向にあります。これらを再認識し、これからの台風に備えましょう。
さて、9月7日投開票で行われます、茨城県知事・東海村長選挙も、投票日まで残すところあと4日となりました。
皆さまには、連合茨城推薦候補者の茨城県知事選挙「大井川かずひこ」候補・東海村長選挙「やまだ修」候補の勝利に向け、組織一丸となって各種支援活動を精力的に進めていただき、心から感謝申し上げます。http://ws1.jtuc-rengo.or.jp/ibaraki/06_seiji/suisen.html
また、茨城県知事選挙の期日前投票は、4年前の知事選挙の同じ時期と比べて低調な状況であることから、期日前投票の促進と徹底についてもよろしくお願いいたします。
さて、1925年(大正14年)5月5日に公布された「普通選挙法(普選法)」は、今年で100年を迎えました。選挙権は、先人が苦労を重ね、長い年月をかけて手に入れた権利です。しかし、最近の各級選挙結果を見ると投票率は低下し、投票行動につながっているとは言い難い状況にあります。政治とカネの問題への不信感や生活の向上を実感できないなど、様々な要因があるかと思いますが、国・県、地域の将来を託す重要な選挙に対し、私たちは、権利を行使する責任ある行動が求められていると考えます。
推薦候補者の必勝に向け、組織の総力を結集し、最後まで闘い抜きましょう。
このような中、連合茨城は、第33回定期大会を10月30日(木)に開催することとしており、今年度の活動も残り2ヵ月余りとなりました。
直近の取り組みでは、茨城県における2025年度最低賃金について、引き上げに向けた議論に積極的に参画し、その結果、中央最低賃金審議会の目安額63円より6円高い69円引き上げ、時給額で1,074円で結審されました。引き上げ幅は6.9%で、引き上げ額とともに過去最高となり、10月12日から適用されることとなります。
しかし、いわゆる「年収の壁」の問題により、賃金が上がっても就業時間を調整せざるを得ないなど、働きたくても働けないことが、結果として人手不足に拍車がかかり、企業経営に困難をきたすことにつながります。最低賃金の引き上げが、働く人の就業調整につながることのないように、働き方に中立な税・社会保障制度の見直しも必要になります。
私たちを取り巻く社会環境は、地政学的な緊張の高まり、気候変動や物価高、そして少子高齢化が進み、労働人口の減少や技術革新による急激な変化など、歴史的な転換点に立っています。こうした中において、連合茨城としての役割と責任を果たすため、次期活動方針の策定や見直しを進めているところです。
様々な場面において、皆さまの意見を反映できるよう努力して参りますので、引き続き、連合茨城の活動に対するご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
以上