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2016年2月23日火曜日

茨城県経営者協会との定期懇談会

 25日(金)1530から水戸市三の丸ホテルにおいて、連合茨城からは和田会長をはじめ
副会長・執行委員など16名、経営者協会からは鬼澤会長はじめ副会長・支部長など20名が
参加して、定期懇談会が行われました。
 懇談会は両会長のあいさつで始まり、経営者協会・鬼澤会長からは「連合の掲げる“働
くことを軸とする安心社会”という方向性は経営側としても全く同じ思いである。今年は
政府が掲げる「地方創生」を軌道に乗せる年。経営者協会としても地方創生を踏まえた県
内経済の活性化、働きがいのある職場づくり、安心して働ける社会作りに全力で取り組ん
でいきたい。」、連合茨城・和田会長からは、「連合茨城は労働運動を通じて、組合員を
はじめ全ての働く仲間の幸せと共に、事業や自治体、さらには地域の発展を求めて本年も
活動していく。2016年春季生活闘争の取り組みは、すべての産業の底上げ・底支え、格差
是正の観点から、要求水準については2%程度を基準として賃金カーブ維持相当分を含め
4%程度にするといった方針である。また、春季生活闘争は賃金、一時金のみならず、労
働協約、そして職場環境、安全衛生、ワーク・ライフ・バランスや事業の競争力につなが
る経営戦略も含めて、多岐にわたって労使で論議をする場である。是非、茨城の労使らし
自由闊達かつ、発展的な論議を今回もお願いしたい。」とそれぞれあいさつしました。

 その後、連合茨城から経営者協会に対し『2016年春季生活改善労使交渉等についての要
請書』を手渡し、連合茨城・綿引副事務局長から要請と課題を提起したのを受け、館岡労
働企画委員長から茨城経協としての考え方が明示されました。
連合茨城和田会長(左)から
経営者協会鬼澤会長(右)へ 要請書を手渡す

会場の様子
 意見交換では、賃金引き上げの必要性について(赤澤副会長)、労働者保護ルール
について(内山副会長)、地域活性化に向けたフォーラムの開催について(篠崎執行委
員)、の3項目について今後取り組むべき課題と互いの意見を確認しました。最後に、経営者協会から、「ニセ電話詐欺多発警報中」への取り組みについて、連合に情報
周知のお願いがありました。

2016年春季生活改善労使交渉等についての要請書』はこちら