概要などの基本情報はホームページをご覧ください。

2016年8月29日月曜日

平和行動inナガサキ(8/8~10)

 8月8日(月)~10日(水)、連合主催の「平和行動inナガサキ」が開催され、連合茨城から26名が参加しました。8日は長崎県立総合体育館で行われた「連合2016平和ナガサキ集会」に参加しました。9日は平和公園で行われた「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」に参加した後、連合長崎がガイドを務めるピース・ウォークで、原爆落下中心地公園・長崎市平和公園を巡りました。

参加者の皆さん



長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典



2016平和行動inナガサキに参加して 
連合茨城女性委員会 自治労 青木幸子

 88日から10日の3日間平和行動inナガサキに初めて参加させて頂きました。
 原子爆弾が広島・長崎に投下されたことは知っていましたが、知っているだけで被爆された方々の辛さや苦しみ、戸惑いは計り知れないものであり、現在もなお後遺症に苦しんでいらっしゃる方々が大勢いることを再認識することができました。
ピースウォークの様子

この事実を風化させないためにも、高校生平和大使による呼びかけや国連に派遣しての平和行動を行っているように、私たち個人でもひとり一人が伝えていくこと、ほんの一部でしかないかもしれませんが戦争の恐ろしさ、核兵器の悲惨さ、人間としてのやるべきことを伝えることができればと思いました。
平和な国 日本であり続けるためにも、事実は事実として目をそらすことなく、次世代に継承していくことがとても大事であると感じました。
最後に、平和について考える貴重な機会を頂けたことを感謝いたします。








2016ナガサキ平和行動報告
鹿行地域協議会
UAゼンセン 細谷


 「長崎を最後の被爆地に」この71年、世界は多数の核兵器を保有しながらも、行使されることなく現在を迎えています。
 それは、「核兵器保有国の首長の良識ある判断の結果」とも言えますが、一方でこの71年間、核兵器の惨たらしさを、世界に発信し続け、核兵器廃絶を求め続けた、被爆者や被爆地域の方々の絶え間ない訴えによって、世界の指導者達にその非道さを忘れさせなかった成果でもあると感じました。
 71年経ち、原爆の経験を語れる人が、少なくなっています。それは、71年間、核兵器を使わせなかった結果であり、ある意味では喜ばしいことですが、今なお15,700発もの核兵器が存在する中、核の恐ろしさ、非道さを風化させないため、より多くの人が、改めて知り、学び、考え、話し合うことが必要です。「子供のころ、学校で習った」ではなく、大人になってから、改めて「修学旅行」に行き、大人の頭で改めて考えるのも、大事なことだと再認識しました。
 また、参加者は各組織で、報告会などを行うことが大切です。組合員と共有せず「良い勉強だった」と自分の肥やしで済ませてしまうと、組合費の私的利用と言われかねません。
 最後に、連合長崎・青年委員会の方々が、毎年この準備をされていると思うと本当に頭が下がります。ありがとうございました。