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2017年7月3日月曜日

「連合茨城2017男女平等参画推進フォーラム」開催


一人一人が尊重され、誰もが活躍できる社会へ
               「固定的性別役割分担意識」の改革を!

629日(木)1330分から茨城県労働福祉会館大会議室において「男女平等参画推進フォーラム」を開催しました。
はじめに主催者を代表して、男女平等参画推進委員会中島委員長より「男女雇用機会均等法が制定されて30年、法整備はされてきたが、最大のネックは男性社会における長時間労働を中心とする働き方や、なかなか変わらない意識があるのではないかと思う。男女平等とは、男女の違いを理解すること、尊重すること、性別に関係なく個性と能力を十分に発揮すること、共同していくことではないかと思っている。男性・女性の性にとらわれず、人権を大事にしていくことも必要。」と挨拶がありました。

「もっと女性は声を上げてほしい」と中島委員長

「男女とも選択の自由がなければならない」
と一般財団法人女性労働協会・丹羽麻子氏


次に、一般財団法人女性労働協会・丹羽麻子氏より「性別役割分担意識の改革」について講演がありました。“固定的性別役割分担意識”とは、「男は仕事、女は家庭」、「男性は主要な業務、女性は補助的業務」など固定的な考え方により、男性・女性の役割を分担するのが当然とする固定的な意識のことで、丹羽氏からは「女性だからという理由で女性の活躍の幅を狭めていないか、無意識に女性の活躍機会を奪っていないか意識して考えてほしい。」など話がありました。
 講演後は、参加者42名が3つの分科会に分かれ、「性別役割分担意識」についてグループ討議を行いました。意識のチェックや、実際に性別により差別を受けたことがあるか、また疑問に思うことなど話し合いをしました。
 最後に髙木事務局長より「男女の賃金差の問題や、性別によって仕事の募集、昇進・昇格、配転要件が違うということはあってはならないので、組合としてもよくチェックする必要がある。気が付かないところで男女の差別は行われていると思う。茨城県は女性が活躍しにくい県ワースト5。みんなで少しずつ直していかなければならない。」と話がありました。

連合茨城では、誰もが対等・平等で、人権が尊重され、働きやすく暮らしやすい「男女平等参画社会」をめざすとともに、社会全体および労働組合自身の男女平等参画の推進に取り組みます。

第1分科会
第2分科会
第3分科会