グループディスカッションの様子 |
「家庭内から、男女の固定的性別役割意識を考えてみよう」ということで、1つのモデルケースについてグループディスカッションを行いました。
【家族設定】
A子(会社員)は夫(公務員)・子(2歳・保育園児)の3人家族。自宅近くには夫の両親(父・自営業、母専業主婦)が住んでいる。
- 保育園へ緊急連絡先の提出をします。A子さんは連絡先の優先順位をどうつけると思いますか?その理由はどうしてですか?
- A子さんは、1・母携帯、2・父携帯、3・祖父母自宅に記載しました。実際、子どもが発熱し、1~3の順でかけたが、出なかった。あなたが保育士ならどこにかけますか?
- 1番多かった連絡先について、理由を考えてみてください。この出てきた理由について、ここから見えてくる問題点を考えてみてください。
このような、設定で話し合い、下記のような意見が出てきました。
【男女の固定的性別役割意識について】
第1分科会発表者西野さん(電力総連) |
(第1分科会)
- 家庭内のコミュニケーションを大切に
- 育児に対する固定観念を払拭しよう
- 社会全体の意識を改革しよう
(第2分科会)
- 国・自治体に・・・男性・女性に関わりなく働きやすい環境づくりと法整備を!!
- 使用者に・・・・・雰囲気づくり
- 自分では・・・・・今の立場で出来ることから各家庭で話し合おう!!
(第3分科会)
- 社会全体の意識改革が必要。
- 職場で周囲から育児参加をすすめていく。(お互い様の気持ちでフォローしあう)
- 管理職に対する意識付けの機会の必要性を感じる。そのために、子育て、介護に関するセミナーの開催を、労働組合からの働きかけで、周知していくことが必要。