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2023年11月8日水曜日

【内山会長ブログ】 すべての働く仲間とともに~必ずそばにいる存在へ~「連合茨城第31回定期大会を終えて」

 今年も11月に入りましたが、最近の気候から思うことは、日本の四季が変わりつつあるような気がしております。秋の気配が深まりつつある季節になると思いますが、季節の変わり目は体調も崩しがちになりますので、体調管理にはくれぐれもご留意ください。

 さて、今年も度重なる豪雨・台風によって、国内ばかりでなく世界的に大きな被害が出ています。茨城県内においても9/8の台風13号によって、県北地域を中心に甚大な被害が発生し、多くの県民、働く仲間、そのご家族が被災されました。改めて、被災された全ての皆様に、心からお見舞いを申し上げます。

 連合茨城でも構成組織のご協力を頂いて、高萩市のボランティア活動を展開し269名の仲間の皆さんにご協力をいただきました。ありがとうございました。私たちに出来る事を引き続き取り組んで参りますので、皆様のご協力をよろしくお願いします。

 自然災害が発生するたびに、改めて保障の見直しを呼び掛けていますが、なかなか加入率が伸びていきません。「いざ!」と言う時のための保障ですし、「自分の所は大丈夫」と言う状況ではなくなりました。自ら自己防衛をしなければ、大切な命・家族・財産は守れません。もう一度、各組織内での点検活動を一層強化し共済の見直しと、加入促進に向けた取り組みを展開頂くと同時に、お一人お一人が保障の見直しをすることが大切なことだと思います。

 さて、連合茨城は、この1年間の活動の総括と新年度に向けた活動方針を決定するために、10月27日「第31回定期大会」を開催しました。定期大会の中で頂いた意見要望を活動に活かすよう努力をして参りますし、本定期大会では新たな役員体制の承認を頂き、第19期連合茨城執行体制も確立させて頂きました。連合茨城結成以来、初めて女性常駐役員の誕生となりました。ジェンダー平等の観点からも大きな一歩となりました。私も引き続き会長を仰せつかりました。精一杯取り組んで参りますので、組合員皆様のご支援ご協力をよろしくお願いします。

 労働組合・連合運動がすべての働く仲間にとって「必ずそばにいる存在」になっているのか。今一度見つめ直さなければならないと思っております。

 すべての働く仲間が、やりがいを持って、安心して働き続けられるためにも、集団的労使関係の意義を発信し、その輪を拡げることは労働組合の本文であり、現状に対する危機意識を全体で共有し、組織拡大・強化に徹底して拘る必要があると思っております。

 連合茨城としては、昨年2月22日を皮切りに取り組んできております、「連合茨城の認知度を高める取り組み」として、各地域協議会と一緒に毎月実施しております、街宣活動も定着しつつあります。この取り組みを継続し、広く県民の皆さんに・働く仲間の皆さんに、連合茨城を知っていただき、働くことに関する困りごとや悩み事を解決するために、連合茨城の労働相談を活用して頂き、1人でも加盟できます「いきいきユニオン」への加盟や組織化に結び付けられるよう、継続して取り組んで参りますので、引き続き、構成組織・地域協議会のご協力を、どうぞよろしくお願いします。

 この茨城で「連合茨城の発信力」を更に高めて、労働運動を通じて、組合員の皆さんに、県内の全ての働く仲間の幸せと、それぞれの産業・企業の発展、地域の発展を求めて、地域に根差した顔の見える運動を、愚直に進めていきたいと思っております。

 これからも、連合茨城の活動に対するご支援ご協力をよろしくお願いします。

以 上

連合茨城 会長 内山 裕