8月8日(火)~10日(木)2017平和運動「ナガサキ平和集会」へ24名が参加しました。
平和行動inナガサキに参加して【感想文】
(JAM)東京製綱労働組合土浦支部
野水 雄介
1日目、台風の影響で飛行機が遅れ、「平和ナガサキ集会」は途中からの出席になりましたが、集会に参加してとても驚いたことがありました。それは、集会に集まった若い世代の核廃絶の考え方、平和に対する意識の高さに驚かされました。特にメッセージの中の「私達は微力だけど、無力じゃない」という言葉に感銘を受けました。
2日目、「平和祈念式典」に参加し、その中で、実際に被害に遭われた方のスピーチが終わった時、そこに参加されていた全員が大きな拍手を送り、しばらくの間鳴りやまなかったことが特に印象に残ったことでした。
3日目、改めて私自身の原爆や平和に対しての知識を深める為、原爆資料館をゆっくりと見て回りました。当時の凄惨な現場の状況、今も無言で語り続ける亡くなられた方々の遺品をまじかに拝見し、胸が詰まる思いでした。
最後に今回平和行動に参加し改めて、「平和」の大切さを実感いたしました。この経験を周りに伝え、私も微力ですが「平和」であり続けるお手伝いが出来れば幸いです。
UAゼンセン ウエルシアユニオン
上野 裕司
平和行動において特に印象に残った点として、実際に原爆被害に遭われた方々が昭和初期生まれになっていること、もう一方で「ナガサキ・ユース代表団」の方々や「高校生平和大使」として全国で高校生が継承活動をしていることについてです。
原爆被害の恐ろしさを継承し続けるために様々な団体が活動をしていることを受け、二度と世界のどこにおいても同じことが起きないようにしなくてはならないということ、今後も絶対忘れさせてはいけないことを改めて痛感しました。
また、平和集会への世界からの参加者を目の前にすると、多くの国々で同じことを繰り返さないという気持ちが伝わっていることも感じますが、しかし、核兵器禁止条約を推進していない国々もあり、世界には核を保有することでの抑止力に固執している現実があります。
核兵器のない世界がいつか訪れることを願うと同時に、何より私達にできることとして、ここで感じることのできた貴重な体験を唯一の原爆被害国の国民の一人として伝え続けていくことが重要だと感じます。
このような機会をくださった連合の皆様、UAゼンセンの皆様、ウエルシアユニオンの皆様に感謝致します。ありがとうございました。