8月4日(金)から6日(日)、「2017平和行動 in 広島」が開催され、連合茨城からは30名が参加しました。
電機連合 HIMEC労組 小松崎 徹也
わたし自身は広島に行くのが初めてでした。原爆ドームはテレビや資料などで何度か目にする機会があり、参加前は「本物の原爆ドームを間近で見ることができる」などと軽い気持ちでした。しかし、原爆ドームはもちろんのこと、自由行動で訪れた平和資料館内の被爆当時の貴重な展示物や、ピースウォークで巡った慰霊碑など、どれもが生々しく、まさに“爪あと”と呼べるもので言葉を失うばかりでした。
アメリカによる広島への原爆投下から72年。わたしたちが当たり前に生活している現在の平和が続いているのは、この広島平和集会によって核兵器の恐ろしさや戦争の愚かさ、平和のありがたみを世にアピールし続けてくれているからなのではないかと感じました。もっと多くの人に広島へ訪れていただき「平和の象徴“広島”」を肌で感じてほしいと思います。
連合県北地協(高萩市職員組合労組)赤津 誠二
私は今回、連合平和ヒロシマ集会に参加してまず一番に感じたことは、広島の人たちの戦争に対する考え方、また原爆死没者や戦没者への供養の姿勢が、我々関東地方北部に住んでいる者とは確実に違っていると感じました。なぜなら広島で出会った人たちは、平和に対して強い気持ちをもち、8月6日原爆が投下されたという辛く悲しい歴史を確実に後世に伝えるべく、平和記念公園での平和祈念式に向けて広島全体で行動し供養をしているということを体感したからでした。それを受けて私は今まで持っていた自分の平和に対する想いに自問自答し、これからはもっと供養に対する姿勢を見直そうと、心に誓いました。
私は帰るなり、自分の子供たちや職場の人たちにこの連合平和ヒロシマ集会での経験談をたくさん話しました。それを聞いた人たちは皆私と同じように、今までよりももっと戦争や原爆で亡くなった方への供養の気持ちが強くなってくれたと感じています。
この様な貴重な経験を与えて頂きまして、誠にありがとうございました。機会があればまた参加させて頂きたいと思います。
UAゼンセン マスダ労働組合 柴田孝子
連合平和集会に参加して感じたことは集会の中で被爆体験者の話を聞き、当時小さいながらもその当時の事を鮮明に覚えていて想像しただけでも生々しい悲惨な地獄のような光景が目に浮かびました。
あらためてこのようなことが二度とあってはいけないと思います。
また、話の最後に体験者の方よりメッセージがありました。
1 二度と戦争はしない
2 核兵器を造らない、使わない
3 命の尊さを知り、命を大切にする
4 世界の人と話合い、平和な社会を築いて下さい
このことは体験したからこそ、私たちへ伝えたい願いだと思います。
また、集会の中で高校生の平和大使の存在を知り、次世代にむけて力強いメッセージがあり頼もしく感じました。
今や現在もたくさんの人たちが世界中から広島に訪れています。出来る限り多くの人が訪れ、被爆の実相を見て、被爆者の核兵器廃絶の願いを受けとめた上で世界中に共感の輪を広げなくてはいけないと思います。
ただ、現在、核兵器が存在している以上、いつ何時、全世界の人々を地獄に突き落とす危険があります。
核兵器のない世界をつくらないといけないです。
しかしながら、被爆者の願いと政府の対応にはギャップを感じます。
核の傘で真の平和はつくれません。
核兵器禁止条約の交渉すら参加しないわが国の姿勢は理解できません。
被爆した国だからこそ世界の核兵器廃絶の先頭にたってほしいものです。
政府がだめなら私たち国民がもっと声を大にして政府に発信しなくてはいけないことだと思います。
後世の人たちにかけがいのない地球を残すために。。。。。
今回、このような体験をさせていただきいろいろと考えさせられました。
また、他の組合の人たちとも交流ができて有意義な3日間でした。
機会がありましたら、また参加させていただきます。ありがとうございました。