茨城県では「茨城版コロナNext(コロナ対策指針)」を策定しており、5/25(月)からは「ステージ2」とされ、学校も分散登校が始まりました。教育現場では、児童・生徒への感染リスク対策に取り組まれながらの学校運営がされています。教育現場で働く仲間の皆さんのご奮闘に敬意を表したいと思います。
今回の新型コロナウィルスに、県内で168人が感染されました。5/28(木)時点で134名の方々が回復されましたが、10名の尊い命が奪われました。お亡くなりになった方々のご冥福を心からお祈りいたします。そして、現在も治療されている方々の一日も早い回復を、心から願うものであります。
この度の新型コロナウイルス感染拡大によって、全国各地で医療関係従事者の方々が、ご家族や自らの感染リスクを顧みず、正に医療現場の第一線で懸命に取り組んで頂いています。医療従事者の努力があるからこそ、医療崩壊が指摘されながらも社会が保たれています。私達は、その事に心からの敬意と感謝の気持ちを忘れてはなりません。
連合茨城は、5/26(火)に「新型コロナウイルス感染症対策における、茨城県内医療・福祉機関等への支援に関する要請書」として、医療介護施設に関すること、医療提供体制に関すること、介護施設等に関すること、公衆衛生に関すること、医療従事者・福祉施設で働く職員のためにもPCR検査の実施や宿泊施設の確保等、地域医療の確保と介護施設で働く医療・福祉従事者の負担軽減について茨城県に対して要請致しました。働く仲間の労働安全衛生対策の徹底が図れるよう、継続して取り組んで参ります。
政府は、新型コロナウイルス感染症への対策も含めた第2次補正予算を決定しました。雇用対策も含めて対応していくと言われていますが、残念ながら働く者の環境は日毎に厳しさを増しているのが現状です。国の各種補償制度に関する申請や給付が始まり、県や市町村においても独自の支援策が展開されていますが、経済を絶ち直すためには、全ての業種・業態で働く仲間(経営者も含めて)が頑張れる環境整備が必要です。
連合茨城では、「新型コロナウイルスに伴う緊急労働相談」を3月から展開しています。合わせて、3/16(月)には茨城県に、3/17(火)には茨城労働局に対して「新型コロナウイルスに関する緊急要請」も行いました。
労働相談には雇用に関わる様々な問題が日々寄せられています。正社員だけでなく、パート・派遣社員・有期契約労働者・外国人労働者・学生も含めたアルバイトと、雇用形態も多岐に渡ります。働くことに関する相談と合わせて、新型コロナウイルスに伴う労働相談も毎日受付けていますので、県内で働く仲間の皆さん、どんなことでも・どなたでも相談できます。決して一人で悩まず連合茨城へご相談頂きたいと思います。
労働相談アドバイザーが丁寧に対応致します。フリーダイヤル0120-154-052です。
月曜日から金曜日の、午前9時から午後5時30分です。
相談は無料です。
連合茨城は、働く仲間の安心確保のため、政策実現活動や職場労使における対策の徹底に全力で取り組んでいきます。「何としてもこの難局を克服する」ために、社会全体で立ち向かい、必ず乗り越えましょう。