概要などの基本情報はホームページをご覧ください。

2017年9月20日水曜日

中央地協【2017国会見学研修会】


2017国会見学研修会

「茨城1区衆議院議員福島のぶゆき氏を擁しながら、その活躍の場である国会を遠くから眺めるだけでよいのか!」
 この根矢議長の号令一下、取り急ぎ日程調整、慌ただしい準備・手配。段取りも思うに任せずの中、46名の参加者を募り研修日を迎えました。
92日(土)の朝を迎え、ニュースでは台風15号の接近の報道。嵐を呼ぶ男○○○○の面目躍如。とはいえ、心配されたほどの影響もなく、ほっと胸をなでおろす事務局長。

当日は、水戸、下館、両地区から各々のスタートとなりました。常磐自動車道守谷パーキングで合流し江戸へ向け出発進行。首都高速道路は、休日のせいかスムースな流れ。途中、スカイツリーを左手に見ながら、あ!黄金のスカイツリーが。実は、アサヒビール本社屋カーテンウォール(外壁ミラー)に映るツリーの正体でした。ほんの一瞬でしたが必見です。同じく国技館、江戸東京博物館を左手に、ほどなく国会到着(予定より20分早く)。国会の裏門からの入場となりましたが、この場所、そう、いつもシュピレヒコールをやる場所です。

【国会議事堂】
白亜の殿堂と称されたその威容は、国のシンボルとして堂々たるもの。外観を装うのは御影石。そのほとんどは関西六甲山麓からのものですが、茨城県稲田産も使われているそうです。先ずは議員会館。福島のぶゆき議員執務室へ。ここは以前、渡辺喜実氏(現参議院議員、無所属)が使用していたそうです。この部屋で、森友、加計の厳しい追及の資料を作っていたんですね!続いて国会へ。通路を歩むと各委員会室が。程なく議員控室(民進党)。ここでは、総会、記者会見等行うそうです。ここで、根矢議長より挨拶を頂きました。ちょっと緊張気味。次に中央玄関前中央広場へ。この四隅には議会政治確立に功績のあった人物の像が建立されるとか。今のところ、伊藤博文、板垣退助、大隈重信の三氏。残る一角を飾るのは誰か?そしていよいよ議場へ。馴染み?の場所だが、実際に傍聴席からの鳥瞰は意外に狭い印象でした。
【築地場外市場】
喧騒と雑踏する場外市場。通りに面する火災後の建家が、手付かずの状態にありました。一歩市場へ踏み入れば、碁盤の目のように張り付いた狭隘な路地。新鮮な魚介類、それを目玉に提供する店々のランチ。それに惹かれての長蛇の列には辟易。でも、外国人の多さには驚嘆頻り。
閑話休題。テリー伊藤氏の兄の店の卵焼き(だし巻き)は、とても美味でした。
【東京スカイツリー】
根矢議長
電波塔として造られたこのツリーは、電波を安定して送信するのが大きな役割です。しかし、建築技術も日進月歩。超々高層建築が林立すれば、さらに上空に伸びる新ツリーが誕生ということにも。さて、デッキからの360度パノラマは絶景。東の富士、西の筑波と万葉集よりの名峰を眺望できるはずが、残念ながら叶わず。ただ、ガラス床は人だかりでした。俳優の日野正平さんが見たら失神してしまうでしょうね。

 スカイツリーを後に、水戸、下館それぞれの地区へ北進し、家路につきました。

 参加された皆様のご協力により、何事もなく研修を終えることが出来ました。厚く御礼申し上げます。

2017年9月13日水曜日

タイ・ラオスへの方々へ~CSA第34次救援衣類を送る運動

タイ・ラオスの方々へ救援衣類を送る運動に今年も取り組みます。
下記の期間で募集しますのでご協力をお願いします。



○受付期間  9 29(金)~10 2() 9001645
 【宅急便や持ち込む際、期日を厳守して下さい。】
○集約場所 日本通運城南ビル(表に地図掲載)
310-0803水戸市城南1-2-21
連絡先電話 080-2006-6439 (期間中のみ)

○集約衣類<中古品で必ず洗濯済の清潔な衣類をお願いします>
 ・特に不足している物・・男性用衣類(特にズボン…短パン、長ズボン)・ベビー服、子供服、
             薄手の冬用ショートコート
シャツ類(Tシャツ、ポロシャツ、Yシャツ等) 、トレーナー、薄手のセーター、カーディガン、ブラウス、ジャンパー、ジーンズ、作業着(つなぎ不可) 、ズボン類、エプロン、ニット帽子、マフラー、タオル、タオルケット、毛布

対象外:新品衣類、傷みのひどい衣類、布団、スーツ(男女とも) ブレザー、スカート、ワンピース、下着類、水着、固い帽子、ダウンコートやスキーウェアやロングコート、靴、靴下やバッグ等の小物類、ベルト、ネクタイ、手袋、寝袋、ぬいぐるみなど

〇注意事項 衣装ケース等の持込は不可(必ずダンボール又は袋で梱包)包装、値札、ハンガー、ビニールは外してください。
○集約方法 直接倉庫に持込むか、宅急便又は郵便小包で送料は個人払いでお願い致します。

=輸送費の募金 衣類ダンボール1箱につき1,000円の輸送費用のご協力をお願いします=
○振込先 中央労働金庫水戸支店:普通・6054315
名義「連合茨城カンパ金 事務局長・髙木 英見」
郵便局:口座番号・00370-5-7671 加入者・連合茨城
詳細:  連合茨城 綿引()・中根まで TEL029-231-2020
住所:  水戸市梅香2-1-39 茨城県労働福祉会館内

ホームページ http://ws1.jtuc-rengo.or.jp/ibaraki

2017年9月12日火曜日

平和行動in根室【9/8~10】

連合茨城からは19名が参加しました。

                         女性委員会 濱野扶美子

私は、98日から10日まで「平和行動in根室」に参加してきました。はじめての平和行動への参加でした。
特に印象に残ったのは「北方四島交流センタ-(ニホロ=日本・北海道・ロシア)」で学んだ北方領土問題の事実です。
今から72年前の1945年にライフルを構えたソ連(ロシア)兵達が、突然島に上陸し、金品や家を奪いました。日常の生活が突然奪われてしまったのです。
恐ろしい監視の目から逃れる為に、荒れた海の日を選んで暗闇の中小舟で島を脱出し、命を落としてしまう家族もあったそうです。
 その一方で、島民が日本へ送還されるまでの二星霜は、島で日本人とロシア人が仲良く民間交流をしていた事実もあります。日本人がロシアの歌を歌ったり、一緒にダンスをしたり、お互いに好意を持ったり・・・人の心には国境はないのだなと感じました。
これからの時代は、心と心の交流で見えない鉄のカーテンを溶かしていけたらいいなと思いました。
「ノサップ集会」は生憎の雨天でしたが、納沙布岬に立つと3.7kmしか離れていない歯舞群島の一つである貝殻島が見えました。近くにある故郷に帰りたくても、帰れない。元島民の方の心の叫びに胸が詰まる思いがしました。
私は、今回の平和行動を通して見聞きした事を自分の周りの人に伝えてゆかねばならないと感じました。

 そして、もっと日本中の人達に北方領土の問題の事を知ってもらいたいと思いました。

2017年9月10日日曜日

平和行動in長崎【8.8~10】


8月8日(火)~10日(木)2017平和運動「ナガサキ平和集会」へ24名が参加しました。
       
平和行動inナガサキに参加して【感想文】
JAM)東京製綱労働組合土浦支部
野水 雄介
 201788日(火)から10日(木)にかけて、連合主催の平和行動に参加してまいりました。
 1日目、台風の影響で飛行機が遅れ、「平和ナガサキ集会」は途中からの出席になりましたが、集会に参加してとても驚いたことがありました。それは、集会に集まった若い世代の核廃絶の考え方、平和に対する意識の高さに驚かされました。特にメッセージの中の「私達は微力だけど、無力じゃない」という言葉に感銘を受けました。
 2日目、「平和祈念式典」に参加し、その中で、実際に被害に遭われた方のスピーチが終わった時、そこに参加されていた全員が大きな拍手を送り、しばらくの間鳴りやまなかったことが特に印象に残ったことでした。
 3日目、改めて私自身の原爆や平和に対しての知識を深める為、原爆資料館をゆっくりと見て回りました。当時の凄惨な現場の状況、今も無言で語り続ける亡くなられた方々の遺品をまじかに拝見し、胸が詰まる思いでした。
 最後に今回平和行動に参加し改めて、「平和」の大切さを実感いたしました。この経験を周りに伝え、私も微力ですが「平和」であり続けるお手伝いが出来れば幸いです。


UAゼンセン ウエルシアユニオン
上野 裕司

平和行動において特に印象に残った点として、実際に原爆被害に遭われた方々が昭和初期生まれになっていること、もう一方で「ナガサキ・ユース代表団」の方々や「高校生平和大使」として全国で高校生が継承活動をしていることについてです。
原爆被害の恐ろしさを継承し続けるために様々な団体が活動をしていることを受け、二度と世界のどこにおいても同じことが起きないようにしなくてはならないということ、今後も絶対忘れさせてはいけないことを改めて痛感しました。
 また、平和集会への世界からの参加者を目の前にすると、多くの国々で同じことを繰り返さないという気持ちが伝わっていることも感じますが、しかし、核兵器禁止条約を推進していない国々もあり、世界には核を保有することでの抑止力に固執している現実があります。
核兵器のない世界がいつか訪れることを願うと同時に、何より私達にできることとして、ここで感じることのできた貴重な体験を唯一の原爆被害国の国民の一人として伝え続けていくことが重要だと感じます。
このような機会をくださった連合の皆様、UAゼンセンの皆様、ウエルシアユニオンの皆様に感謝致します。ありがとうございました。

2017年9月6日水曜日

平和行動in広島【8.4~6】


               84()から6()、「2017平和行動 in 広島」が開催され、連合茨城からは30名が参加しました。

                  電機連合 HIMEC労組 小松崎 徹也

わたし自身は広島に行くのが初めてでした。原爆ドームはテレビや資料などで何度か目にする機会があり、参加前は「本物の原爆ドームを間近で見ることができる」などと軽い気持ちでした。しかし、原爆ドームはもちろんのこと、自由行動で訪れた平和資料館内の被爆当時の貴重な展示物や、ピースウォークで巡った慰霊碑など、どれもが生々しく、まさに“爪あと”と呼べるもので言葉を失うばかりでした。
アメリカによる広島への原爆投下から72年。わたしたちが当たり前に生活している現在の平和が続いているのは、この広島平和集会によって核兵器の恐ろしさや戦争の愚かさ、平和のありがたみを世にアピールし続けてくれているからなのではないかと感じました。もっと多くの人に広島へ訪れていただき「平和の象徴“広島”」を肌で感じてほしいと思います。



                連合県北地協(高萩市職員組合労組)赤津 誠二

私は今回、連合平和ヒロシマ集会に参加してまず一番に感じたことは、広島の人たちの戦争に対する考え方、また原爆死没者や戦没者への供養の姿勢が、我々関東地方北部に住んでいる者とは確実に違っていると感じました。なぜなら広島で出会った人たちは、平和に対して強い気持ちをもち、8月6日原爆が投下されたという辛く悲しい歴史を確実に後世に伝えるべく、平和記念公園での平和祈念式に向けて広島全体で行動し供養をしているということを体感したからでした。それを受けて私は今まで持っていた自分の平和に対する想いに自問自答し、これからはもっと供養に対する姿勢を見直そうと、心に誓いました。
私は帰るなり、自分の子供たちや職場の人たちにこの連合平和ヒロシマ集会での経験談をたくさん話しました。それを聞いた人たちは皆私と同じように、今までよりももっと戦争や原爆で亡くなった方への供養の気持ちが強くなってくれたと感じています。
この様な貴重な経験を与えて頂きまして、誠にありがとうございました。機会があればまた参加させて頂きたいと思います。



 

               UAゼンセン マスダ労働組合 柴田孝子

 連合平和集会に参加して感じたことは集会の中で被爆体験者の話を聞き、当時小さいながらもその当時の事を鮮明に覚えていて想像しただけでも生々しい悲惨な地獄のような光景が目に浮かびました。
 あらためてこのようなことが二度とあってはいけないと思います。
 また、話の最後に体験者の方よりメッセージがありました。
1 二度と戦争はしない
2 核兵器を造らない、使わない
3 命の尊さを知り、命を大切にする
4 世界の人と話合い、平和な社会を築いて下さい
 このことは体験したからこそ、私たちへ伝えたい願いだと思います。
 また、集会の中で高校生の平和大使の存在を知り、次世代にむけて力強いメッセージがあり頼もしく感じました。
 今や現在もたくさんの人たちが世界中から広島に訪れています。出来る限り多くの人が訪れ、被爆の実相を見て、被爆者の核兵器廃絶の願いを受けとめた上で世界中に共感の輪を広げなくてはいけないと思います。
 ただ、現在、核兵器が存在している以上、いつ何時、全世界の人々を地獄に突き落とす危険があります。
 核兵器のない世界をつくらないといけないです。
 しかしながら、被爆者の願いと政府の対応にはギャップを感じます。
 核の傘で真の平和はつくれません。
 核兵器禁止条約の交渉すら参加しないわが国の姿勢は理解できません。
 被爆した国だからこそ世界の核兵器廃絶の先頭にたってほしいものです。
 政府がだめなら私たち国民がもっと声を大にして政府に発信しなくてはいけないことだと思います。
 後世の人たちにかけがいのない地球を残すために。。。。。
 今回、このような体験をさせていただきいろいろと考えさせられました。
 また、他の組合の人たちとも交流ができて有意義な3日間でした。
 機会がありましたら、また参加させていただきます。ありがとうございました。


                  
 

                  

2017年9月1日金曜日

連合茨城医福労連「医療従事者の働き方改革・夜間労働について考える」~学習会開催



連合茨城医福労連(電機連合・自治労・ヘルスケア労協)主催による、「2017医福労連学習
会」が8月19日(土)、ホテルレイクビュー水戸で開催されました。連合茨城医福労連構成組織、議員懇談会会員の議員など80名が参加し、「医療従事者の働き方改革・夜間労働について考える」 ~夜勤・当直勤務が身体に与える影響~ をテーマに、講演と病院職場交流会を行いました。
挨拶する栗原副議長
はじめに、佐々木 司氏(慢性疲労研究センター長)から、夜勤労働をするにあたっての有害性
とリスクについての説明があり、昼間勤務と夜間勤務のパフォーマンステストを比較すると必ず夜間勤務のパフォーマンスが低下していることが様々な研究によって判明しているとありました。しかし、病院職場では変則的な交替勤務・ロング日勤(例8:0021:00)・ロング夜勤(例19:00~翌9:00)と呼ばれる勤務形態も存在し、医療従事者の負担も大きく変則勤務で日々対応をしている病院職場の現状はあまり知られていません。さらに、夜勤も月79回(最大で月12回)や勤務形態(例:ロング日勤 → 夜勤 → 休 → 休)のサイクルで対応をしている病院職場もあり医療従事者は疲労困憊です。
講演風景
 その様な勤務の中で、身体に負担をかけないためにも仮眠の重要性を佐々木氏は提言してい
ます。夜間労働は人の生体リズムに逆らって勤務をするため、夜勤中は集中力やパフォーマンス
低下がはっきりと出てきます。ある文献では、『夜間の作業は酒気帯び運転以上に危険な状態で
ある!』とも述べられているそうです。そのため、病院職場では不規則な勤務形態の中でも職場ご
とに工夫をしています。理想としては増員対応することで日勤ロングや夜勤などの回数を減らし、
ストレスや疲れを減らすことが必要です。人材確保が厳しい中でもストレスや疲れ、リスクを取り除
くためには夜勤中の仮眠は重要なポイントであり、仮眠をとることで夜勤時のリスクを軽減するこ
とが可能になると佐々木氏は述べております。医療業界でも人材不足が問題視される今、医療現
場での様々な問題に対して早急な解決方法を模索する必要があります。
講演後は職場交流会が行われ、それぞれの職場の厳しい実態報告がなされ、改善策などについて話し合われました。各病院において共通の問題認識がある事や勤務時間などについての意見交換が出来る事は有意義であり、情報共有をする場としても継続するべきとの意見もありました。今後も定期的な学習会の開催に向けた検討をして医療福祉に携わる労働者の職場環境改善、労働条件の向上に向けた取組みを推進してまいります。