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2020年11月26日木曜日

青年委員会が定期総会と学習会を開催。

石津委員長あいさつ
 11月25日(水)14時00分から、水戸京成ホテルにおいて、構成組織から男女63名が参加し、連合茨城青年委員会第28回定期総会が開催されました。

 総会は小橋副委員長(電力総連)の開会あいさつの後、議長に清河直樹さん(自動車総連)を選出し、以降次第に沿って議事が進められました。

 まず始めに、青年委員会を代表して石津委員長(自動車総連)より、これまでの取り組みに対する御礼を含め挨拶が述べられ、その後連合茨城を代表し内山会長からも祝辞をいただきました。

 総会では、2020年度活動報告が満場一致承認されるとともに、①組織の強化と青年委員会の確立、②生活向上と雇用安定をめざした取り組み、③青年組合員の連合運動に対する理解を深める運動、④平和・社会活動の推進⑤女性委員会との連携強化、を柱とした2021年度活動方針について、満場一致決定されました。

 また、2021年度役員についても、石津隆宏委員長(自動車総連)をはじめ、15名の役員が選出されました。

学習会の様子

総会終了後の学習会は2部構成で行い、まず初めに労働運動の中における闘争の歴史を学ぶことを目的に「山田紡績8年間の闘い」のDVDを鑑賞し、その後の講演会では、講師として連合茨城内山会長にご協力をいただき「連合に求められるものは」と題し、講演をいただきました。講演では、労働運動や連合発足の背景、政策実現に向けた取り組み、現在連合に求められているものなど、内山会長の実体験を交えた講演をいただきました。

新旧役員の皆さん


2020年11月20日金曜日

女性委員会の定期総会と学習会を行いました

濱野副委員長あいさつ
 連合茨城女性委員会は、11月18日(水)14時30分から、茨城県労働福祉会館において、第28回定期総会を開催しました。今年はコロナ禍ということもあり出席人数を絞り構成組織から約30名が参加しました。

 総会は飯田副委員長(電機連合)の開会あいさつの後、議長に江端美帆さん(電機連合)を選出し、以降次第に沿って議事が進められました。
 まず始めに、女性委員会を代表して濱野副委員長(電力総連)より、働く女性の課題について触れ「一人が勇気を持って立ち上がり、環境を変えようと思い行動すれば、やがて、理解者かでてきて、世界が変わっていきます」と参加者へ向けて励ましのメッセージを送りました。その後連合茨城を代表し内山会長からも祝辞をいただきました。

学習会の様子

 総会では、2020年度活動報告が満場一致承認されるとともに、①労働組合活動への女性参画促進、②雇用における男女平等確保の取り組み、③仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)を実現するための取り組み、④男女平等参画社会推進のための政策・制度要求の取り組み、⑤女性委員会の活動の充実、を柱とした2021年度活動方針について、満場一致決定されました。

 また2021年度役員について、新任の中島智美委員長(UAゼンセン)をはじめ、10名の役員が選出されました。

傾聴体験

総会終了後の学習会は、茨城カウンセリングセンターの羽生真規子さんを講師に招き、「With コロナ時代のメンタルヘルス~大切な人のメンタルヘルスをサポートする~」と題しメンタルヘルスの基礎知識や、傾聴の効果などについて講演を頂き、実践として3人一組になって傾聴の体験をしました。「自分のことを素直に話してみましょう。また話を聴くときは最後まで話している人に注意を向け、丁寧に最後まで聴きましょう」というアドバイスのもと、初対面の人たちばかりでしたが、和やかなムードで傾聴体験を終えました。

新旧役員の皆さん


2020年11月12日木曜日

2020環境フェスタ【青年委員会】

 青年委員会は、社会貢献活動推進の取り組みの一環として、環境保全・保護の推進、森林の活用について理解を深めることを目的に、「環境フェスタ」を開催しました。

 「環境フェスタ」では、間伐作業を行っており、各構成組織から青年・女性メンバーなど参加し、伐採作業を体験しておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、本年度は11月11日に連合茨城青年委員会幹事で伐採作業を行いました。

 開催に伴い冒頭、森林管理署員の方より説明、指導をいただいた後、間伐作業を開始しました。間伐は、混みすぎた森林を適度な密度で健全な森林に導くため、再利用できる大きさに達した木を収穫するために行う重要な作業です。

 例年、青年委員会役員は 事務局として構成組織の参加者の対応のみで、作業を行うことが出来ませんでしたが、今回は実際に作業を行うことで、貴重な体験をすることが出来ました。





2020年11月6日金曜日

茨城県知事と政策懇談会を行いました

連合茨城は、11月6日(金)15:30から、茨城県政についての意見交換会を行いました。

茨城県 大井川知事
 茨城県からは、大井川知事をはじめ関連部署より10名、連合茨城からは、内山会長をはじめとして副会長など18名がそれぞれ出席しました。

 この意見交換は毎年行っていますが、今年はコロナ禍であることから時間を短縮し、「緊急経済・雇用労働政策について」「新型コロナウイルス感染症拡大に伴う医療体制について」の2つにテーマを絞り、喫緊の課題について深掘りした論議が行われました。


連合茨城 内山会長



第28回定期大会を終えて~新しいスタートを~ 内山会長ブログ

  連合茨城は、10月29日(木)に第28回定期大会を開催し、
2020~2021年度の活動方針後期を確認し、新たなスタートを踏み出しました。

 この1年間は、新型コロナウィルス感染症と言う、目に見えない脅威にさらされ、社会全体に大きな混乱を招き、経済活動の制約・自粛の流れが強まることとなりました。景気も急激に悪化し、倒産に追い込まれる企業の増加や、採用の見送り、失業者の増加など、労働環境を取り巻く情勢にも厳しさを増す中で、国民の将来不安が一層強くなっています。

 新型コロナウィルス感染症の拡大によって、連合茨城の活動も影響を受け、本来掲げていた各種取り組みについても、見直しを余儀なくされるなど十分な活動が展開できずに、限られた活動に留まってしまいました。後半の取り組みにおいて、本来の活動に戻していく努力をしていきたいと考えております。

定期大会の挨拶では大きく4点について、申し上げました。


【地場共闘センターの充実】

 労働運動の最大の取り組みとして、働く者の生活維持・向上を目指し毎年展開される、春季生活闘争の取り組みです。 

 2020春季生活闘争は、新型コロナウィルス感染症拡大の影響から、労使交渉の在り方や、各種集会等の開催についても、見直しを余儀なくされ、難しい対応を強いられたと同時に、新型コロナウィルス感染症拡大が、企業業績やサプライチェーン全体への影響が懸念された中での取り組みとなりました。

 連合茨城としては、中小・地場組合の支援を目的として「地場共闘センター」を設置し、地域ミニマム運動の強化を重点課題と位置づけた取り組みを展開しました。賃金データの集約についても、60組合、33,031人のデータ集約が図れ、ご協力頂いた各組合に対して改めて感謝を申し上げたいと思います。

 次年度に向けて、「地場共闘センターの活動」「地域ミニマム運動」の一層の充実を図りながら、更に、賃金データの質の向上を図るためにも、賃金実態調査への一層のご協力をお願いしたいと思います。


【政治活動について】

 今年度も、各種選挙活動に取り組んで参りました。私達の生活を考えれば、労働条件の維持・向上は勿論ですが、税制・医療・教育・年金・福祉など、全てが政治によって決まっている事を考えれば、「政治に無関心でも、政治と無関係にいられない。」と言う事を、改めて、組合員の皆さんと共有しなければならないと思っています。

 9/16(水)に「立憲民主党」「国民民主党」が新たな形で結党され、県内においても、10/10(土)に「国民民主党茨城県総支部連合会」の設立大会が開催され、10/19(月)には「立憲民主党茨城県総支部連合会」が設立されました。

 衆議院議員の任期満了が、2021年10月21日であり、次期総選挙の実施時期については様々な報道もありますが、連合茨城としては、既に茨城5区の「浅野さとし」衆議院議員、茨城6区の「青山やまと」衆議院議員の推薦は確認しており、小選挙区での勝利を大命題として取り組んで参ります。

 来年3月には北茨城市議会議員選挙、9月には東海村長・茨城県知事の任期満了を迎えますので、東海村長選挙・茨城県知事選挙と続いて参ります。

今後も引き続き、構成組織のご意見を伺いながら、連合茨城として役割を果たすべく、努力をして参りますので、ご協力を賜りたいと思います。


【連合茨城の認知度を高めるために】

 これまでも、様々な機関会議の中で、連合茨城に集う組合員の皆さんも含めて、この茨城で働く仲間に、広く県民の皆さんに、「連合茨城を知ってもらう、認知度を高める」ための活動を、展開していきたいと言う事を申し上げてきました。

 特に、「コロナ禍」の中で明らかになったのは、様々な業種・業態の中で、働く仲間の労働環境の整備が行き届いてない事です。労使関係が無い職場で働く仲間の処遇や、雇用が脅かされている実態です。

 健全な労使関係にもとづいた取り組みが、労働者・企業・社会を豊かにしていくという、労使機能の重要性を、「働き方」を通じて、改めて社会に発信していくことが求められており、大変重要な事だと思っております。

 1人でも多くの働く仲間の皆さんに、連合茨城を知ってもらえるように、構成組織の皆さん、地域協議会の皆さんに、引き続きご協力を頂きながら、取り組みの強化を図って参りたいと思っておりますので、宜しくお願い致します。


【私たちが未来を変える。安心社会に向けて】

 連合茨城は、昨年「結成30周年」を迎えました。私達は新しい連合茨城の運動を、歴史を、創り上げ、正に、茨城のナショナルセンターとしての自覚を持って、構成組織・地域協議会との一層の連携を図り、すべての働く仲間を「まもり」「つなぐ」ための、集団的労使関係の追求と、社会に広がりのある運動の推進を第一義としながら、決して平坦な道のりではありません。いくつもの課題を乗り越えていかなければなりませんが、連合茨城加盟組織・組合員の皆さんとの、心合わせを大切にして参りたいと思っております。

 この茨城で「連合茨城の発信力」を更に高めて、労働運動を通じて、組合員の皆さんに、県内の全ての働く仲間の幸せと、それぞれの産業・企業の発展、地域の発展を求めて、地域に根差した顔の見える運動を、愚直に進めていきたいと思っております。

 今後とも連合茨城の活動へのご支援ご協力を賜りますようよろしくお願いします。